- 脳科学活用「旅行から人生が変わる」
- 幸せを感じる旅行計画
- 楽天的な旅がおすすめ
- 旅行を楽しむには「何」より「なぜ」にこだわる
- 体験を活かすにはも旅も継続が力なり
- 幸運をつかむ旅の成功法則 旅の達人は質問力
- 幸運をつかむ旅には潜在意識活用とメンターの確保
- 幸運をつかむ秘訣は達人の内面を真似る
- 幸運をつかむ旅に必用な情報のインプット方法
- 幸運をつかむ旅に出る前の効率的な勉強方法
- 旅で幸せを味わうには感覚を磨く
- 旅で幸せを感じるには体験から本質を見抜く
- 旅の幸福感を得るためにパートナーの意見を聞く
- 幸せな人生の旅にはまずゴールを先に決める
- 幸せな人生の旅には感情的な理由を明確にする
- 幸せな人生を送るには必要な情報を正しく自覚する
- 夢実現の「戦略」と「戦術」を学ぶ目的で旅に出る
- 「脳」の働きを知って夢を実現させる
- 旅で学ぶビジネス感覚~旅で生きる人の成功法則
- 旅で幸せになる~旅行の不安を解消する方法
- 旅で成長して幸運をつかむ成功法則
- 気分転換の旅で学ぶ~脱ネガティブ・テクニック
- 気分転換の旅で高いパフォーマンスを発揮する方法
- 気分転換の旅には反骨心のエネルギーを利用する
- 気分転換の旅では楽しかった感覚を思い出す
- 旅して自分を褒めれば幸せにつながる
- 旅で小さな出会いを積み重ねて自己好感度をアップ
脳科学活用「旅行から人生が変わる」
私は平成27年の文化庁による「日本遺産」事業が始まって以来、旅行とストーリーを結びつける具体的手法と「脳科学」を活用した新たな旅行術を研究してきました。
そして、「旅を通じて幸せをつかみ、旅行から成功法則を導く」旅行術を模索してきました。
5月1日から令和の時代が始まりましたが、平成の芭蕉を自称する私は、令和の時代にはこの旅行術を実践し、「旅行から人生が変わる」新たなトラベルライフに挑戦します。
これは、脳科学に基づく科学的な思考法でもありますので、旅行だけではなく、仕事や日常生活にも役立てていただければ幸いです。
実際の旅行に関する情報や私の所見は、平成芭蕉の旅語録などをまとめた
『芭蕉さんの旅講座』をご覧ください。
幸せを感じる旅行計画
私はこれまで旅行業に従事しつつ、脳科学を活用した旅行術を研究してきましたが、先日、オランダの研究機関による「旅行の計画を考えるだけで、その旅行の8週間前から幸福感が高まる」という調査報告記事を読みました。
これを脳科学で言えば、次にどこに行こうかと旅行計画を考え始めると、次第に期待感が高まり、脳内のドーパミンと呼ばれる神経伝達物質の分泌が促進され、目先の小さな悩みが気にならなくなり、ワクワク感が生まれてくると説明されます。
すなわち、旅行を通じて脳の司令塔である前頭葉を刺激すれば、セロトニンと呼ばれる脳内物質が分泌され、挑戦意欲や自信が生まれてくるとの報告です。
そこで、私はこの報告書や脳科学の教えから、私が実践している「旅で幸福になる思考法」についてご紹介したいと思います。
楽天的な旅がおすすめ
私は旅行に脳科学のを教えを活用する術を研究してきましたが、脳をトレーニングすれば旅行だけでなく、日々の生活も豊かで充実した日々が送れることは体験済です。
私の経験から言えば、旅行を楽しむコツはまずは楽観的に行動してみることです。
行動すれば何かしらの変化が起こるので、経験から知恵が生まれ、将来の財産となり、これまでにない行動力が身につきます。
旅行を楽しむには「何」より「なぜ」にこだわる
旅行を楽しむ究極のノウハウは、「何を見る」とか「どこへ行く」だけではなく「なぜ」と「誰」にこだわることです。
すなわち、行き先を決める時は「なぜそこに行くのか」「そこに行けば何が得られるのか」「誰と会うのか」といった行動する「意図」や「目的」「理由」を明確にし、それらを記録として残しておくと良いでしょう。
体験を活かすにはも旅も継続が力なり
旅の体験を活用するには、旅行を終えて気付いたことや、周囲に報告して得た情報などについて、今後どのように活かしたらよいのだろうと自問してみて下さい。
この質問をすることで、気付いたことや学んだことを次に活かすことができるようになり、将来の旅行や仕事にも望ましい成果をもたらしてくれます。
幸運をつかむ旅の成功法則 旅の達人は質問力
旅に出ると出会いがあり、見知らぬ人との対話の機会も増えて、自然と質問することが上手になります。
私の旅の経験から言えることは、出会いを大切にして積極的に会話をし、適切な質問が出来れば、人の考え方やその土地の文化や習慣などを効率的に体得でき、旅の達人になることができます。
そして旅の達人は、人生においても成功者になれる可能性が高いのです。
幸運をつかむ旅には潜在意識活用とメンターの確保
旅で体験して身に付けた知恵は、脳の潜在意識(無意識)の中に保存され、この潜在意識はデータベースとなっていきます。
そしてこのデータベースから必要な情報を引き出すには、自分に対して効果的な質問をすることです。
この質問の仕方によって引き出される情報の質が決まるのです。
成果を出す人は、自分の成功に必要な質問をし、成果を出せない人は成功できない情報を引き出すような質問をしています。
幸運をつかむ秘訣は達人の内面を真似る
芭蕉さんは西行法師の足跡を追って旅をしました。
しかし、芭蕉さんは西行の旅の仕方や目的地を真似ただけでなく
「どのような気持ちで、訪れたのか?」
「頭の中で何を考えて歌を詠んだのか?」
「どのような感覚で旅していたのか?」
など、西行法師の「頭の中で起こっていたこと」まで真似ようとしていました。
私が思うに、旅の達人や成功者は目的地などの「目に見える部分」と「感覚などの目に見えない部分の両方を真似ています。
幸運をつかむ旅に必用な情報のインプット方法
この情報のインプットの仕方ですが、脳科学では
「情報のインプット」→「行動によるアウトプット」
の手順を踏むことで、インプット情報は応用が効くようになり、「役立つ経験」へと昇華するのです。
自分にとって役立ちそうな情報を入手したらまずは実行に移して筋肉を動かしてみましょう。
筋肉などの細胞にも、記憶する力があり、実践すればするほど、成功のコツを覚え、インプットした情報の質が上がっていきます。
その結果、自分の望みを実現させるまでの時間が一気に短縮されます。
「知識を習得するため」にインプットするのではなく、「行動する」ことを前提に情報をインプットすることが大切です。
幸運をつかむ旅に出る前の効率的な勉強方法
私は旅することが、人生における究極の勉強方法だと考えます。
しかし、多くの人は忙しいとかお金がないなどの理由から、なかなか行動に移せないようです。
旅行に限りませんが、思ったことを実現できない人の多くは、まず、一生懸命勉強して、そのあとでやるかどうかを決めているようです。
この方法だと、勉強すればするほど知識が増えて「失敗したらどうしよう」とマイナス面に思考がいってしまいます。
そして、結局は、失敗を恐れて行動できなくなってしまします。
望みを実現したければ、「まず、最初にやると決めてから勉強」です。
旅行の場合も調べすぎて迷うより、旅行に行くと決めてからガイドブック等で詳細を勉強して下さい。
旅で幸せを味わうには感覚を磨く
私が考える旅の効用の一つに「関心ごとの領域が広がる」ことがあります。関心の領域が広くなると好奇心も刺激されていろんな風景や人との出会いから、心が動き、ワクワク感が生まれます。
そして、このワクワク感を最大にする秘訣は、過去や未来にとらわれず、今、「現在にフォーカス」することです。
旅で幸せを感じるには体験から本質を見抜く
多くの人は旅行手段などの「効率」を意識しても旅行終了後の「効果」には関心が薄いようです。
しかし、旅で幸せを感じて自身が成長するためには、「効率性」と「効果性」という2つの視点から物事を考える必要があります。
つまり、旅行を計画する段階で、「この行動は最も効率的でかつ効果的でもあるか?」と自問自答してみて下さい。
旅の幸福感を得るためにパートナーの意見を聞く
私たちは無意識で行っている問いかけを含めると、1日に約3万回も自問自答していると言われています。
そして、旅を楽しみ、旅で幸せを感じることのできる人は、「今以上に良くなるためには、具体的に何をどのようにしたらよいか?」と問いかけています。
幸せな人生の旅にはまずゴールを先に決める
旅はまず、目的地を決めないと旅行計画は立てられません。
同様に人生においても望ましい将来のビジョンを先に設定しないと、今、何をしてよいかわかりません。
人間は、現状を基準にして延長線上に将来のビジョンはつくるとうまくいかないのです。
幸せな人生の旅には感情的な理由を明確にする
「人生の目標を決めてもなかなか達成できない」とか
「自分には行動力がないので実行に移せない」
という人は多いのですが、行動力や意思の力が弱いからではありません。
人が行動を起こすには、「論理的な理由」と「感情的な理由」の2つが必要なのです。
幸せな人生を送るには必要な情報を正しく自覚する
旅行に出かけようと思っても、旅行の目的地が明確ににならないと出発できません。
料理をするにも材料がないと、調理できないのと同じです。
これと同様に、目的を達成したくても、自分の脳の中に「成功するための必要な情報」が入っていなければ、成功することはできません。
夢実現の「戦略」と「戦術」を学ぶ目的で旅に出る
夢やビジョンは想い描いただけでは、実現させることはできません。
旅もガイドブックを見て、漠然と行ってみたいと思うだけでは、現実にはなりません。
旅の達人や成功者と呼ばれている人は、自分の立てた目標や想い描いた夢を実現させるための「具体的な戦略」をつくり、それを実践することで望む成果を得ています。
「脳」の働きを知って夢を実現させる
私たちは脳の中にある「記憶」をもとに行動しています。
例えば、「コミュニケーションがうまくとれない」「仕事ができない」といった状況は、「コミュニケーションが上手にとれない記憶」「仕事ができない記憶」をもとに行動しているために起こります。
そこで、これらの「できない記憶」を「できる記憶」に上書きすれば、望む成果を実現できます。
旅で学ぶビジネス感覚~旅で生きる人の成功法則
松尾芭蕉は旅を住処としましたが、正しくは旅しながら俳句の句会で稼いでいたとも言えます。私は旅行業で生計を立てていますが、実際に今日でも旅を生活の場としている人たちが存在します。
かつては、それらの人を「旅稼ぎ」とか「旅商い」と呼び、その業種も渡り職人、行商人、遊芸人などさまざまでした。
よって、私たちが旅に出るのも、根底には生活に役立てたい、金儲けのヒントを得たいという潜在的欲求を持っているからかもしれません。
旅で幸せになる~旅行の不安を解消する方法
海外旅行中に不安を覚えるのは次の3つが主な原因です。
1.言葉がわからない。
2.無理な計画を立てている
3.目的が不明確である
このような「わからない」「できない」といった状態は、別な表現をすれば
1.必要最低限の知識がない
2.手に負えないハードルの高過ぎることにいきなり挑戦している
3.ゴールが定かではなく、どっちに向かったら良いか分からない
というパターンに陥っているのです。
旅で成長して幸運をつかむ成功法則
旅行は非日常的なことを体験する良い機会です。
そこで、旅行からいろいろと学んで幸運をつかむには「自分は何も知らない」ということを受け入れる必要があります。
旅を楽しめない人や望む成果を実現していない人は、新しいことに取り組む際、過去の成功や業績、思い込みにしがみつく傾向があります。
過去の成功や業績を基準にして未知の世界に挑んでも、「思い込み」というフィルターがかかって、正しく学ぶことができません。
ところが変わり、時間が経過すればルールも変わるので、変化に適応するには一度、原点に戻す必要があるのです。
気分転換の旅で学ぶ~脱ネガティブ・テクニック
誰しも生きている以上、気分が滅入る時があります。
特に、仕事で失敗したときや失恋した時などは、ネガティブな気持ちになりやすく、部屋にこもったり、人のいない公園に行くなど
「静かな場所に行って、一人になりたい」と思う人が多いようです。
しかし、静かな場所に行って一人きりになってしまうと、さらに気分が滅入ってしまい、うつ状態を促進させることになるので、これは危険な行為なのです。
気分転換の旅で高いパフォーマンスを発揮する方法
人は肯定的な感情の時にだけ、自分の持っている能力を最大限に発揮することができます。
逆にネガティブな感情になっている時は、自分自身が持っている能力を効果的に発揮できず、生産性を上げることができません。
そこで生産的な活動のためには、まずはリラックスして、自分の感情のバランスを取り戻すことが先決です。
気分転換の旅には反骨心のエネルギーを利用する
世間では「悔しい」とか「腹立たしい」といった「ネガティブな感情」を敬遠する傾向にありますが、この反骨心のエネルギーは、新たなことにチャレンジする際には大きなエネルギーとなるのです。
私は憧れの観光地に旅したいと思ったときは、その「実現させたいこと」と「実現されていない現状」との落差を実感がわくまでイメージして
「かの地に行かずして人生を終えたくない」
「このままあきらめるわけにはいかない」
「この旅を実現するのは私の人生で大切なことだ」
など、ネガティブな感情を「反骨心」として強く意識します。
気分転換の旅では楽しかった感覚を思い出す
気分転換の旅の効用の1つは旅という非日常を味わうことで、自分のネガティブなスイッチを自覚することにあります。
私も旅にでると「ああ、この土地の人たちは自分がいなくても楽しく生きているんだなあ」といったことが実感できて、自分の存在を限りなく小さく落とし込めるのです。
また、旅することで、日常生活で気にしている虚栄心のような、日常生活でいらないものを捨てられることも旅の効用です。
旅して自分を褒めれば幸せにつながる
人間の特質の一つとして
「自分に対する好感度と自身の持つ能力は比例する」
というものがあります。
すなわち、自分のことが好きだからこそ、自分の持っている能力が発揮されるのです。
自分に対する好感度とは、自分自信のことを好きな度合いであり、これを心理学の専門用語では「自己肯定感」と呼び、人はこの自己肯定感が強ければ強いほど、高いパフォーマンスを発揮できるのです。
旅で小さな出会いを積み重ねて自己好感度をアップ
旅上手で好感の持てる人は、一般的に小さなことをコツコツ積み重ねています。
彼らは、普通であれば
「そこまでしなくても大丈夫」
「これはさほど重要ではない」
と思われる小さなことをコツコツと実践しています。
これを旅行中の行動で例えるならば
・旅先でお世話になった人にお礼のメールを送る
・一日を振り返って考える時間をとる
などです。