ウィズコロナ時代の生き方(3)〜新たな視点で生きる「言葉」

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新たな視点で生きるための「言葉」の伝え方

美しい青色の花をつける紫陽花(藍姫)の写真

新型コロナウイルス感染拡大の影響で三密を避け、人と距離を置いて話すようになり、私は今まで言葉を “知っているつもり” で日々過ごしていたことに気づかされました。

「素敵な言葉」、「言われて嬉しかった言葉」、「自分の心の中にある言葉」、「パワーに変えられる言葉」、「落ち込んだ時、投げかける言葉」、「普段の会話の中で聞いている言葉」

これらの言葉がマスクをするようになって数も減り、明確に伝わりにくくなった気がします。心の中にあったとしても自分自身の言葉として、気持ちを込めて使っていかなければ、その言葉の真の意味が伝わっていかないと改めて気がついたのです。

言葉には霊がやどるといいます。どれだけ言葉を知っていたとしても、正しく伝えることをしなければ、その言葉にある意味は理解されないのです。「言葉」というものは、本当に重たいものです。ある人の言った何気ない言葉が、その後の人生に、大きな影響を与えることがあります。

私にとって記憶に残る言葉は、「永遠の命があると思って理想を立て、今日が最後だと思って生きる」です。これを実践するのは鍛錬が入りますが、この考え方は非常に深い本質をついていると思います。

まず、「永遠の命があると思って」がとても深く、人間の一生涯の寿命はたかだか70〜100年なので、その一生涯だけの目標や理想というのは、スケールがとっても小さいのです。

しかし、これが自分の寿命で終えるのではなく、その先にいる自分たちの子孫も含めて、目標(理想)を立てたら、どうなるでしょう。非常に大きなスケールで、理想を考えることができます。この考えを取り入れて目標を定め、この考えで目の前の仕事をこなしていけば、全く別の行動や発言をするようになります。

例えば、何かを教える「先生」の立場であれば、「目の前の子供達だけでなく、その先の子孫にも良い教えであるように」と考えて接することができます。しかし、もし自分のことだけしか考えていなければ、日々の授業をこなすだけの感覚になるでしょう。

結局のところ、「どこに行きたいか?」という自分の目標設定次第です。どの方向に進んでいきたいのか。どんな世界にしていきたいのか。『理想は高く、頭は低く』このセルフイメージは脳科学的にも推奨できます。

人間の視点の高さと「思考回路」

紫陽花が咲く季節の写真

人間の「視点の高さ」と物事を考えるための「思考回路」は、密接に連動しています。

つまり、視点を変えれば、今まで思いつかなかった考え方がひらめきやすくなります。

自己啓発本によく出てくる「巨人の肩に乗る」という表現は、まさにこのことを指しています。 座って仕事に向かっていて、アイデアにつまったら、立ち上がって考えることをしてみてください。  欲しいアイデアがひらめきやすくなります。他にも、

・立って、部屋の中を歩きまわって考える

・普段行かない場所にいって考える

・いつもと姿勢を変えて考えてみる

なども効果的です。

さらに、成果をあげている人を思い浮かべ、

「もしその人が今の自分の立場だったらどうするだろう?」

とその人に成りきって考えてみることも有効です。

私の本業は、旅を企画して商品化することですから、旅に出ていろいろと考えるのが仕事です。そして、旅企画に独自性を出すためのアイデアが「巨人の肩に乗っても」浮かばない時は、「魔法の言葉」を使います。

その言葉は「そもそも」という接頭語です。

「そもそも、この企画は誰を対象としているのか?」

というように、アイデアが浮かばない時に「そもそも」という接頭語をつけて、問題点を明らかにするのです。

この魔法の言葉をつけて自問すると、自分の無意識に隠れている「理想的なアイデア」に気づきやすくなります。

この言葉は、何かに悩んだり、困っている時にも有効で、

「そもそも、自分は何で悩んでいるのか」

「そもそも、自分はどのような成果を求めているのか」

と自問してみましょう。

この自分に対して問いかけることによって、本来自分がそう思うようになった原点に振り返り、自分のしたいことが明確になります。その結果、自分が今やるべきことが明確になります。

また、私達の脳は、

「頭の中にあることを出しきることで、心(無意識)の奥底にある考えを出そうとする」

という特質があります。

例えば、頭の中が混乱している時、なかなかアイデアがひらめかない時などには、頭の中にあるアイデアを全て出しきることで、今まで、思いつかなかった質の高いアイデアをひらめかせやすくすることができます。

仕事をしていて、

「なかなか良いアイデアがひらめかない」

「頭の中で、色々な考えが浮かび、どれを選べば良いかわからない」

「そもそも、混乱して、頭がまっ白になっている」

などの状態におちいった時は、一度、その場から離れて、外の空気を吸ったり、コーヒーを飲みに行くなどして気分転換します。

そして、そのあとでペンと紙を用意し、頭に思い浮かんでいることを全て書きだし、頭の中にあることを出し切るのです。

そうすることで、頭の中で考えていることが「見える化」され、今まで気づかなかったアイデアがひらめきやすくなります。

不安や、悩みごとがある時は、旅に出て、魔法の言葉

「そもそも私は何を悩んでいるのか」

と問いかけてみましょう。頭の中もすっきりして、ポジティブな良いアイデアが浮かびやすくなります。

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