気分転換の旅でつかむ幸せ(6)~楽しかった旅を思い出す

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気分転換の旅では楽しかった感覚を思い出す

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「ヴェネツィアを流れる川の向こうにみえる大鐘楼とサン マルコ寺院の屋根(イタリア)」の写真気分転換の旅の効用の1つは旅という非日常を味わうことで、自分のネガティブなスイッチを自覚することにあります。
私も旅にでると「ああ、この土地の人たちは自分がいなくても楽しく生きているんだなあ」といったことが実感できて、自分の存在を限りなく小さく落とし込めるのです。
また、旅することで、日常生活で気にしている虚栄心のような、日常生活でいらないものを捨てられることも旅の効用です。
私たちの脳は、例えば「いやなことがたびたび頭に浮かぶ」といったネガッティブなスイッチが発動されると、ネガティブな気持ちになる命令を下します。
しかし、旅行中にこの「ネガティブなスイッチ」を自覚することができれば、スランプに陥ることを未然に防いだり、ネガティブな気持ちをポジティブな状態に戻すなどの対応が可能となります。
旅に出た際には、「○○になった時、私はネガティブのなる!」と大きく声に出して、自分のネガティブ発動スイッチを強く実感してみて下さい。このネガティブなスイッチを自覚することによって、落ち込んだり、不安になったりするこをと未然に回避できるようになります。

ネガティブな状態からの脱出法

「ローマにあるサンタジェロ城に続く道と川に架かる橋(イタリア)」の写真しかし、すでに落ち込んでいたり、悲しいなどのネガティブな感情が湧いている時は、私たちの脳はそのままネガティブな状態をキープしようとして、ポジティブな状態には戻れません。
ネガティブな状態からポジティブな状態に戻るためには、一度ネガティブな状態を断ち切る作業を経る必要があります。
その作業の第1は楽しかった旅を思い出してその感覚を再現することが最も効果的です。
しかし、時間的に旅に出ることが出来ない場合は、まず
・「日光を浴びる」
・「胸を張って上を見上げる」
・「外を散歩する」
・「2、3回ジャンプする」
・「スキップする」
・「短い距離を全力で走る」
・「10分から15分ほど日向ぼっこして休憩する」
のように筋肉を動かしてから、楽しかった旅を思い出して次の質問をしてみて下さい。
・「その時、頭の中で何を考えていたか?」
・「何をイメージしていたか?」
・「どのような気持ちや感情だったか?」
・「どのような姿勢で旅をしていたか?」
・「どのような音や声が聞こえていたか?」
・「特に体のどの部分がどのような感覚になっていたか?」
・「呼吸の深さはどのくらい深かったか?」
・「どのような言葉遣いをしていたか?」
・「記憶に残っている匂いは何か?」
・「どのような食事が美味しかったか?」
このように「楽しかったときの感覚」を書き出し、朝起きた時や、仕事の合間、通勤時の電車の中、夜寝る前に、この感覚を繰り返し再現してみて下さい。
そうすることで、私たちの脳内に「ハイパフォーマンスを発揮する神経回路」が形成され、
・「落ち込む」
・「不安を感じる」
・「自信がなくなる」
・「スランプに陥る」
などのマイナスの現象が起こりにくくなり、ポジティブな考えで行動できるようになります。
なぜなら、私たちの脳内の神経回路は、姿勢などの筋肉の動きや感情と密接に関係しあっているからです。

旅からハイパフォーマンス発揮の神経回路を形成

「ローマを流れる川に架かるメガネ橋(イタリア)」の写真そこで、ハイパフォーマンスを発揮できる神経回路に対応した筋肉の動きや感情を自覚して再現すれば、スランプに陥ることなく、いつでも望むときにハイパフォーマンスを発揮できるようになるのです。
大切なことは、上記の質問から自分にとってピッタリとくる言葉で感覚を表現することです。
気分転換の旅は、行き先よりも過去にあった楽しい思い出をもとに、楽しかった時の表情や話し方、姿勢などを再現することを第一に考えましょう。
この旅を計画する時点で、脳から喜びを司るドーパミンという脳内物質や、心のバランスをとってくれるセロトニンという脳内物質が分泌され、ポジティブな気持ちになること請け合いです。
そして、旅を通じて小さな存在である自分が犯した失敗などは素直に認め、「今回の失敗から何を学べば、将来に活かせるか?」と問いかけましょう。
すなわち、(失敗も成功も)過去に起きたことは、自分の将来に活かす材料とするのです。
この習慣をつくれば、落ち込む回数も減り、大きく生産性を上げることができるようになります。
日常生活で自分の失敗を認めるのは辛くても、非日常の旅先で受け入れることができれば、より大きく成長できます。
この「旅から人生が変わる」という成長の継続性こそが、旅の効用の中でも最大のものだと思います。

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