旅して幸せになる脳科学活用(1)~幸せを感じる旅行計画

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幸せを感じる旅行計画

幸せを感じる旅行計画

私はこれまで旅行業に従事しつつ、脳科学を活用した旅行術を研究してきましたが、先日、オランダの研究機関による「旅行の計画を考えるだけで、その旅行の8週間前から幸福感が高まる」という調査報告記事を読みました。
これを脳科学で言えば、次にどこに行こうかと旅行計画を考え始めると、次第に期待感が高まり、脳内のドーパミンと呼ばれる神経伝達物質の分泌が促進され、目先の小さな悩みが気にならなくなり、ワクワク感が生まれてくると説明されます。
すなわち、旅行を通じて脳の司令塔である前頭葉を刺激すれば、セロトニンと呼ばれる脳内物質が分泌され、挑戦意欲や自信が生まれてくるとの報告です。
そこで、私はこの報告書や脳科学の教えから、私が実践している「旅で幸福になる思考法」についてご紹介したいと思います。

幸せを感じる旅行計画の思考法

「夏空と向日葵」

 

  • 〔目的と行動をリンクさせる〕
    旅行には不確定要素が多いので「雨が降ったらどうしよう」とか、「道に迷ったらどうしよう」など、不安や恐れを考え始めると、旅行計画は実行に移せません。
    そこで、結果を恐れず、まずは期日を決めて「行動に移す」ということを目的とすれば、脳は「行動することが成功」と認識して、プラスの感情が湧くドーパミンという脳内物質が分泌されて、自信をもって計画を遂行できると同時にワクワク感も生まれます。
  • 〔旅行は理由発見ゲーム〕
    もし、行動した結果、計画通りにうまくいかなかった場合は、その後「どうすればうまくいくだろうか?」と自問して行動を修正してみて下さい。そうすることで、自分の望む結果に近づくことができます。行動すれば、必ず何らかの結果が生じ、結果がでればその結果に至った理由が判明し、これが旅行の知恵となるのです。
    すなわち、行動することは、目的にリンクした「理由発見ゲーム」なのです。
  • 〔望みは口に出して言い切る〕
    旅行に関しては絶えず「判断」「選択」が求められますが、これを他人まかせにせず、自分ごととして慎重に決断し、実感して実感したことを行動に移して下さい。
    そこで、何かを考えたり、発想したり、助言を受け止めたりする時には「私は…と考えている」、「私は…と感じている」、「私の心は…と言っている」と口に出して言い切るくせをつければ迷いません。
  • 〔「動詞」を活用して行動力アップ〕
    旅行計画書には目的地などの「名詞」だけでなく、そこで何をするかという「動詞」も記入して下さい。人間は強く意識していないときは無意識に行動し、無意識は「名詞」ではなく「動詞」に反応します。そのため、計画書に「…をする」という動詞の指示があれば、旅行中、無意識でもスムーズに行動できるのです。
  • 〔無理のない計画からスタート〕
    旅行計画は、初日からタイトなスケジュールを組むのではなく、ゆとりを持たせて無理のない、行きやすい目的地からスタートします。なぜなら、人間の脳は目標を達成すると「ドーパミン」という脳内物質が出て、楽しい気分になり、次の行動を起こしやすくなるからです。どんな小さなことでも「うまくいった」「達成できた」と感じれば、脳からこのドーパミンが出て、「頑張ろう」という気持ちがわいてくるのです。
  • 〔行動する前にイメージする〕
    人間は具体的なイメージ実感がわかないとなかなか行動に移せません。そこで、計画書の作成には実感できる言葉や表現を使って下さい。例えば、「…へ行く」は「…駅でレンタカーを借りて…まで行く」といった自分がイメージできる言葉を選んで下さい。
    行程がイメージできれば、迷いなく行動できるようになります。
  • 〔ネガティブな感情も利用する〕
    初日から無理なスケジュールは好ましくありませんが、旅立つ時間は早い方が良いので、「7時の列車に乗らないとこの旅行はうまくいかない」といったネガティブな感情を利用し、「やる気」を瞬時に引き出すことも覚えておいて下さい。
    これは脳からアドレナリンという物質を分泌させて、物事の最初の第一歩を踏み出しやすくする手法です。

まとめ

「可愛い子には旅をさせよ」と言いますが、旅は脳を刺激し、「選択」「判断」そして「系列化」という3つの要素が集約されており、人間の成長にも効果が大きのです。
行き先を決めて、限られた時間の中でどのように見て回るかとか、予期せぬ事態に対処する能力も求められ、見知らぬ土地を旅して帰ってくると自信が生まれ、一回り成長した自分に気がつくはずです。

次の記事:旅で幸せになる脳科学活用(2)楽天的な旅がおすすめ

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