ウィズコロナ時代の生き方(4)〜人生をデザインする

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人生をデザインする手法

柔らかい光が差し込むしだれ梅の写真

新型コロナウイルス感染拡大の影響で2021年春に予定されていた長野善光寺の「御開帳」もオリンピック同様に1年延期されることになりました。善光寺の御開帳は数え年で7年に1度行われ、本尊の分身とされる「前立本尊」に回向柱が設置され、参拝客が手で触れて祈りを捧げる善光寺の一大イベントです。

2020年はこれらのイベントだけでなく、全国の主要な祭りや花火大会なども中止や延期となりました。本来、祭礼や花火大会などは、厄災除去を祈願するものが多いだけに、それさえ開催できないことは残念です。

私にとって、祭礼やイベントに参加する旅は、新たな人生をデザインする良い契機となっていました。”自分の人生をデザインする”という感覚は、稼業継承が当たり前であった昔の人にはピンとこないかもしれません。

しかし、旅を住処とすれば、自分の人生は自分でデザインするという感覚が生まれるのです。なぜなら、旅行業は夢を売る仕事であり、日々平凡に過ぎていく生活に、旅を通じて刺激と潤いを与え、平凡な生活に非日常の想い出を残すことはすなわち、人生をデザインすることなのです。

しかし、2021年は新型コロナウイルスの影響で社会全体のデザインが変化しつつあります。そのために、私たちはこれまで描いてきた人生のデザインを修正する必要が生まれました。

人生について顧みるチャンスなのかもしれません。「すべてのことには意味がある」と言いますが、この社会の変化にも意味があるはずです。

人生は真っ白なキャンパスに、自分の好きな色や形をつけていく過程ですが、社会が変化する中で修正を加えながら自分の理想に近づけるためには、まずこれからは「どんな色や形が適切か」を知らなければなりません。それが『人生の幅』を広げます。

そして、同時に「塗り方や描き方」を学ばなければ、いくら情報や知識があったとしても思い通りに描くことはできません。この「塗り方や描き方」にヒントを与えるのが、脳科学でいうところの「潜在意識」です。

先が見えない今後は人生を自分でデザインするための情報や知識に加えて、セルフイメージによる「潜在意識」も活用すべきです。

社会が変化する以上は人生のデザインにも修正を加える必要があるのです。

「夢を描くことが出来れば、それは実現できる」

新型コロナウイルスに屈することなく、潜在意識を活用して素敵な夢を描きましょう!

感銘を受けたマザー・テレサの言葉

開花を始めたフクシアの花の写真

「すべてのことには意味がある」という言葉を聞くと私はマザー・テレサを思い出します。1979年にノーベル平和賞を受賞したマザー・テレサは三度来日していますが、私が記憶している限り、来日した際、沢山のフラッシュの中で、マザーテレサは一度も疲れた顔を見せませんでした。一つ一つのカメラに笑顔で応えて、最後にマザー・テレサはこう言ったのです。

「私は神様とある約束をしているのです。カメラに笑顔で応えますから、応える度に、

一つ魂をお救いください、と。」

マザー・テレサは、「自分が笑顔であることで、誰かの救いとなる」と信じて、それを実行していたのです。

「自分が笑顔であることで、誰かの救いとなる」

そう考えただけで、自分自身も幸せな気持ちになれます。

私たちは仕事で疲れた時やいらいらしている時、つい笑顔を忘れてしまいます。でも、そんな時、マザー・テレサのような気持ちで人と向き合えたら、自分自身も幸せを感じることができるはずです。

新型コロナウイルスの影響で世の中が変化しつつある今日、社会が変わっても人の生き方はマザー・テレサの「あなたの中の最良のものを」という詩に準ずるのが良いと思います。

『あなたの中の最良のものを』

人は不合理、非論理、利己的です

気にすることなく、人を愛しなさい

あなたが善を行うと、

利己的な目的でそれをしたと言われるでしょう

気にすることなく、善を行いなさい

目的を達しようとするとき、邪魔立てする人に出会うでしょう

気にすることなく、やり遂げなさい

善い行いをしても、おそらく次の日には忘れられるでしょう

気にすることなく、し続けなさい

あなたの正直さと誠実さとが、あなたを傷つけるでしょう

気にすることなく、正直で誠実であり続けなさい

あなたが作り上げたものが、壊されるでしょう

気にすることなく、作り続けなさい

助けた相手から、恩知らずの仕打ちを受けるでしょう

気にすることなく、助け続けなさい

あなたの中の最良のものを、この世界に与えなさい

たとえそれが十分でなくても

気にすることなく、最良のものをこの世界に与え続けなさい

最後に振り返ると、あなたにもわかるはず

結局は、全てあなたと内なる神との間のことなのです。

あなたと他の人の間のことであったことは、一度もなかったのです。

〔マザー・テレサ〕

この詩は、どんなに報われなくて辛く大変だったとしても、とにかくやり続けると、結局は全て自分と内なる神との間の問題であることに気づくと教えてくれています。「内なる神」とはつまり、”自分自身”であり、すべては他人と自分ではなく、『自分と自分』の間のことなのだという意味です。

これは、脳科学的に「信じる者は救われる」というに言葉にも通じます。

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