平成から令和への改元は天からの贈り物
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「贈り物」を英語で言えばPresentとGiftがあり、Present(プレゼント)は友人や家族に渡すカジュアルな「おくりもの」のイメージですが、Gift(ギフト)はお歳暮やお中元のような儀礼的な贈り物として使われます。
しかし、このPresentとGiftですが、「贈り物」という意味以外にPresentには「現在」、Giftには「才能」という意味もあります。
共通する「贈り物」という意味から少し離れた感じがしますが、ともに「神様が与えてくれたもの」と考えれば、自分が今生きている「現在」も自分の「才能」も天からの授かりものと言えるでしょう。
特に今年の「平成」から新しい「令和」の時代を迎える今Present(現在)は、本当に神様から時間の大切さを教えてくれるGift「贈り物」のような気がします。
なぜなら、通常、元号が変わるのは天皇陛下が崩御された時なので「贈り物」とは呼べず、新元号最初の数日は自粛期間のため、旅行どころではありません。
そこで、私、平成芭蕉はこの一生に一度しかない貴重な今Presentを大切にし、新たな才能Giftを神様にお願いすべく、平成期間中はできるだけ神社仏閣に詣でて「平成」の御朱印を集め、4月30日には改元記念旅行を企画しようと考えました。
平成から令和への改元記念旅行
旅立ちのことを「鹿島だち」と呼ぶことを考えれば、新元号のスタートに相応しい改元記念旅行は鹿島神宮参拝かも知れません。
また、「令和」の出典からすれば、太宰府天満宮もおすすめです。
しかし、私にとってこの貴重な時を刻む場所は氏神様である大神神社をおいて他にはありません。
そこで私の改元記念旅行は、平成最後の平成31年4月30日に奈良県桜井市の大神神社を参拝、「平成」最後の御朱印をいただき、翌日も同じ大神神社で「令和」最初の御朱印をいただく「令和初詣の旅」です。
すなわち、朱印帳の左ページに「平成」最後の御朱印、右ページに「令和」最初の御朱印をいただき、「平和」を祈念する旅行です。
『万葉集』の真旅(またび)と令和の小さな旅
「令和」の出典元となった『万葉集』には真旅(またび)という言葉があります。
旅と言えど真旅になりぬ 家の妹が着せし衣に垢つきにかり (巻20 4388)
家の妻が着せてくれた衣に垢がつくほどの距離と時間を経ることが真旅(またび)の条件とされ、旅の中でも「真の旅」すなわち「本格的な旅」、現代風に言えば大旅行といった意味です。こ
れに対して田植えや稲刈りのために自分の耕作地である田に赴くことも万葉人にとっての旅で、こちらは真旅(またび)ではなく、日帰り旅行のような小さな旅です。
私は平成時代は、アフリカや中南米といった遠方に長期間の旅行が多かったのですが、令和の時代にはそれらの真旅も悪くはありませんが、万葉人の小さな旅も積極的に味わいたいと思います。
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