旅で小さな出会いを積み重ねて自己好感度をアップ
★旅に関する情報は「芭蕉さんの旅講座」
旅上手で好感の持てる人は、一般的に小さなことをコツコツ積み重ねています。
彼らは、普通であれば
「そこまでしなくても大丈夫」
「これはさほど重要ではない」
と思われる小さなことをコツコツと実践しています。
これを旅行中の行動で例えるならば
・旅先でお世話になった人にお礼のメールを送る
・一日を振り返って考える時間をとる
などです。
そこで、旅して好感度をアップさせるために、
「まあ、これは別にしなくても良いか」
「これは、後でやろう」
と思っていることを、今すぐ取り組んでみて下さい。
これを、毎日続けると、気が付けば旅の達人として人生を楽しむことができます。
すなわち、旅という非日常の場面においても
A:あたりまえのことを
B:ばかみたいに
C:ちゃんとやる
というABCルールを徹底させることが大切です。
出会いでは最初の印象が大切
この小さなことの積み重ねが、旅におけるコミュニケーションを良くしてくれるのですが、
「私たちは、出会って最初の4分間で『相手がどのような人か?』を決める」
と言われています。
これはアメリカの心理学者ズーニンの言葉ですが、私たちの脳は、出会ってすぐに目の前の人を
「好きか?嫌いか?」
「良い人か?悪い人か?」
「これからお付き合いしたいか?これっきりにしたいか?」
などを無意識で判断しています。
そして、この最初の4分間で判断した印象は、強烈に脳裏に焼き付くので、なかなか覆すことができません。
そこで、好感度の人は初対面の人に良い印象を持ってもらうために、相手の印象を考えていつも準備を整えています。
・髪型を整える
・靴を磨く
・歯を磨く
・着ている服にブラッシングする
など、どうすれば相手に与える印象を良くできるかを絶えず気にかけているのです。
人として内面的な魅力を磨くこともコミュニケーションには重要ですが、この小さな努力の積み重ねも良好な人間関係を築く上で何より大切なことです。
コミュニケーションのコツは「呼吸を合わせる」
そして、コミュニケーションの上手な人は、無自覚で相手と「呼吸を合わせている」ため、初対面でも短時間ですぐに打ち解けることができます。お互いの動きや考えが相手と一致(調和)している状態を「息が合う」や「呼吸(いき)がピッタリ」という表現をしますが、実際に話している相手と「呼吸を合わせる」ことで、短時間で親密な関係を築きやすくなります。
これは、呼吸が合うと脳内にある「ミラーニューロン」という細胞が働くためです。
そこで、旅先で出会った人とすぐに打ち解けたい場合は、
「話をする相手と呼吸を合わせる」
ことに意識を向けてみて下さい。
そうすることで、相手が親密感や親近感を感じてくれやすくなり、コミュニケーションがうまくとれるようになります。
そして、仲良くなった際には、「お祝い」をしてその出会いを心理的に完了させてみて下さい。
この出会いの儀式を行うことで、脳は一種の達成感を認識し、向上心がわいてきます。
すなわち、この小さな達成感を繰り返し、味わうことで、大きな目標に向かっていけるのです。
「お祝い」の方法は
・好きな食べ物を食べる
・一緒にお酒を飲む
・一緒に歌う
など、「これは、出会いのお祝いだ!」と実感できることであれば、どんな方法でも構いません。
そして、この小さなお祝いの積み重ねが、自分自身のセルフイメージを高め、自己好感度をアップさせてくれます。
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