旅で幸せを味わうには「現在にフォーカス」
★旅に関する情報は「芭蕉さんの旅講座」
私が考える旅の効用の一つに「関心ごとの領域が広がる」ことがあります。関心の領域が広くなると好奇心も刺激されていろんな風景や人との出会いから、心が動き、ワクワク感が生まれます。
そして、このワクワク感を最大にする秘訣は、過去や未来にとらわれず、今、「現在にフォーカス」することです。
いやなことを忘れるために旅に出る人もいますが、これは旅にでると目の前の景色や今にフォーカスできるからです。
人間の行動は、潜在意識(無意識)が司っており、そしてこの潜在意識(無意識)は言葉の表現方法によって反応します。
つまり、表現が変わると潜在意識が察知して行動が変わってくるのです。そこで、適切な言葉で表現すれば、いやなことを忘れるだけでなく、ワクワクするような感覚を実現する確率も上がります。
それではどのような表現方法であれば、潜在意識が反応して幸せを感じる行動が起こしやすくなるのでしょうか?
幸せを感じやすくするには「現在進行形で表現」
それは、今にフォーカスした「現在進行形で表現する」ことです。
すなわち「~したい」とか「~できれば嬉しい」といった言葉ではなく、「~する」「~している」と言った表現を使えば、潜在意識は反応するのです。
例えば「いつかハワイへ行きたい」と考えているならば、それが現実になった状態を先に味わってみることです。
楽しい現実を先に味わうことでイメージが鮮明となり、これからの動機付けになります。そして、次に目的達成のためには何から始めるべきかというアクションに繋がる思考に変わります。
芭蕉さんのような旅の達人や成功者と呼ばれる人は、論理的な思考だけでなく、鋭い「感覚」も持ち合わせています。
例えば、「これは行くべき」ということを感覚的にキャッチしたら、それを実現させるための方法を論理的に組み立てて行動に移します。
「ロジカル・シンキング」と呼ばれる論理的な思考方法も、鋭い感覚をもちあわせていることで、より高い生産性が発揮できるのです。
この感覚を磨くには、日ごろは足を運ばない場所や自分の興味のある分野以外の方が効果的です。
例えばスポーツ系の人は週末のゴルフ練習の代わりにクラシックやジャズ音楽を聴いたり、絵心がなくても美術館にいくなどすれば、五感が刺激されて感覚を鋭くすることができます。
幸せの秘訣は感覚を磨いて質の高い人脈形成
この感覚が磨かれると、「自分は心の底で何を求めているのか?」「出会った相手は何を考えているのか?」といったことも分かるようになり、物事の捉え方や考え方も変わって、旅行中の気づきも増えるだけでなく、その質も高まります。
この気づきの質が高まると、旅の楽しみも深くなり、本当の幸せ感を味わうことができます。
また、さらに旅の満足度を上げるには、旅での出会いを大切にして繋がりを持続させることです。
なぜなら、自分らしく、幸せに豊かな暮らしをしている人は、質の高い人脈を形成しているからです。
質の高い人脈とは、経済的に裕福な人だけでなく、
「教養のある人」「信用に足る人」「高い技術力を持っている人」
などです。
このような人との出会いがあった場合は、後々も付き合っていくことで、自身の世界観も広がり、どんどんステージアップしていきます。
そして、このような質の高い人格者に出会った場合は、「仕事の仕方」「人との関わり方」などを訪ねたり、日常生活で気をつけていることなどもさりげなく聞いてみましょう。
私は、旅で出会った人との交流を持ったことで、「今まで知らなかった世界」に気づき、幸福感を味わうことができました。
良い関係を持続させるためには、会う時間やその回数を増やすだけでなく、「相手の人に喜ばれることは何か」、「自分ができることで、相手に与えられることはないか」と常に自問自答して付き合うことです。
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