平成芭蕉の「令和の旅」指南(5)~人生100歳時代の旅

芭蕉句碑前の平成芭蕉 令和の旅
芭蕉句碑前の平成芭蕉
平成芭蕉の「旅して幸せになる」

令和の「平成芭蕉」



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人生100歳時代におすすめの旅

「令和の旅」を考える平成芭蕉

人生100歳時代を迎えつつある今日、自分の生き方や活躍の仕方、楽しみ方などは幅広い選択肢があります。例えば旅行のような余暇活動は、暮らしの中で楽しみを求めるだけでなく、感動や気分転換、そして生き甲斐を得るためにも行われています。

しかし、これを単なるレジャーや気晴らしとせずに生き方の再構築や社会参画の機会とするのがテーマ旅行の考え方です。

すなわちテーマ旅行を通じて共感できる仲間や趣味が見つかれば、これまでの経験を活かした自己決定、自己実現による豊かな老後を送れるのではないでしょうか?

そこで、人生100歳時代のテーマ旅行としては、まず自己のルーツを探る出身地(故郷)や先祖ゆかりの地を訪ねることをお勧めします。

なぜなら、人は生まれ育った場所を基準にして、旅先の異郷の地で異に驚き(驚異)、感動を覚え
るからです。

私の生まれは松尾芭蕉生家の向かいの伊賀市上野ですが、育ったのは赤目四十八滝に近い名張市で幼少期を過ごしました。

この名張市は「怪人二十面相」などの探偵小説で知られる作家江戸川乱歩が生まれたミステリアスな町で、かつては隠(なばり)と呼び、忍者の「百地三太夫」や「服部半蔵」の里です。

私の父の実家はこの江戸川乱歩の生家の向かいで、伊勢に続く初瀬街道沿いの宿場町にあったのです。

今回、私は故郷の歴史を学ぶべく、その初瀬街道沿いの名張市中町石の鳥居横の「伊賀まちかど博物館(はなびし庵)」を訪ね、劇団「ふたり」(店主の角田夫妻)による「歴史影絵劇」を鑑賞してきました。

そこで、私はこれからの人生100歳時代のテーマ旅行は、「ふるさとは遠きにありて思ふ」だけでなく、実際に故郷や先祖ゆかりの地を訪ね、地元で元気に生きる人から「心のときめき」というエネルギーをもらい、共感する旅だ感じました。

令和時代においておすすめのテーマの旅

伊弉諾尊の禊池

令和への改元で万葉集が注目され、九州の太宰府を訪れた人が増えたようですが、令和時代のテーマの旅としては、日本人のルーツ巡りの旅をおすすめします。

すなわち、はるか昔の先祖を調べる日本民族探索をテーマとし、日本の繁栄はどこから始まったのかを旅を通じて探るのです。

私は神社にお参りすると神聖な気持ちになりますが、これは神社が日本民族のルーツに関係しているからだと思います。特に九州の神社には世界遺産認定された宗像神社をはじめとして、日本史の謎が隠された神社が多く、福岡県の「志賀海神社(しかうみじんじゃ)」などはその最たるものです。

この神社は日本史の教科書には必ず登場する「漢委奴国王印」(金印)が発見された志賀島にあり、万葉の昔から海上守護の神として信仰されてきました。

「龍の都」と呼ばれる海神の総本山で、ここの宮司さんは代々「安曇」を名乗り、初代安曇磯良は日本書紀にある海神豊玉彦(わたつみとよたまひこ)の子孫とされています。

稲作や養蚕などは、この安曇族によって大陸からもたらされたという伝承があり、この地はまさに日本の弥生文化発祥の地なのです。

また、神功皇后伝説が数多く語り継がれている神社でもあり、境内にある遙拝所の「亀石」は、神功皇后が三韓出兵の際、航路を案内した雄雌の亀が石になったと言われています。

安曇宮司さんもこの遙拝所から遠く伊勢神宮や京都御所を遙拝されているそうで、まさに絶景のパワースポットです。

志賀海神社には、釣り人に人気のお守りなど素敵な「土産(みやげ)」が数多くありますが、テーマ旅行では、正式参拝して「宮笥(みやげ)」と呼ばれる神社のお下がりを旅の想い出の品として大切にします。

★旅に関する情報は「芭蕉さんの旅講座」

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